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4KBセクタ ハードディスクにOSがインストールされているシステムで Windows Updateを行う場合の注意事項

公開日:2015年04月23日
更新日:2015年09月17日

概要

本ページでは、Windows Update 後の再起動時にエラー C0190003 が発生し、システムが起動できない事象について説明します。

障害内容

Windows Update で KB3000850 を含む複数の更新プログラムを適用した場合、再起動時にエラーC0190003が発生し、システムが起動できなくなることがあります。

発生条件

『November 2014 update rollup for Windows RT 8.1, Windows 8.1, and Windows Server 2012 R2』
https://support.microsoft.com/en-us/kb/3000850/en-us

(注) 現時点で問題が顕在化しているのは Windows Server 2012 R2 の KB3000850 ですが、マイクロソフト社が KB3000850 のような巨大な更新プログラムをリリースした場合、他バージョンのOSでも同様な問題が発生する恐れがあります。

原因

4KBセクターのディスクの場合、512Bセクター時より、更新プログラムの適用時に書き込むログファイルのサイズが上限に達しやすくなるために発生します。

KB3000850 は 700MBを超える巨大な更新プログラムであり、他の更新プログラムと同時に適用した場合、この上限に抵触し、C0190003のエラーが発生することがあります。

(本上限は更新プログラムの数ではなく、更新プログラムに含まれるモジュール更新の数に依存します)

対処方法

KB3074603 の事象を回避するためには、以下の回避方法1 または 2 を実施して下さい。

 

○回避方法1

    Windows Updateで KB3000850 を自動適用せず、個別に適用することにより、本問題を回避できます。

    <操作手順>
    1. コントロールパネル から Windows Updateの画面を開きます。
    2. [設定の変更]を開き、[重要な更新プログラム]の設定を「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」 “以外”に設定します。
    3. Windows Updateの画面で「更新プログラムの確認」を行います。
    4. [更新プログラムのインストール]ボタンを押下せずに、[xx個の重要な更新プログラムが更新可能です]のリンクを開いて一覧を確認し、KB3000850 が含まれていたらチェックを外します。
    5. [更新プログラムのインストール]ボタンを押下して、KB3000850 以外の更新プログラムを適用します。
    6. 再起動します。
    7. 2~6を繰り返した後、KB3000850 を個別に適用し、再起動します。
    8. Windows Updateの設定を元に戻します。

○回避方法2

    更新プログラムの適用時に書き込むログファイルの最大値を大きくすることにより、本問題を回避できます。

    <操作手順>
    1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行して、
      ログファイルの最大値を既定値の 20 (200MB) から 100 (1000MB) に拡張します。
      (ブートドライブが C ドライブの場合)
      fsutil resource setlog maxextents 100 C:¥  
      

現象からの復旧方法

エラーC0190003が発生してシステムが起動しない場合は、以下の手順で復旧することできます。

    <操作手順>
    1. エラーが発生した画面で、一旦電源を強制オフし、電源を入れ直します。
    2. [オプションの選択] 画面で [トラブルシューティング] を選択します。
    3. [詳細オプション] 画面で [コマンド プロンプト] を選択します。
    4. [コマンド プロンプト] で管理者のアカウントを選択します。
    5. 管理者のパスワードを入力します。
    6. コマンドプロンプト(cmd.exe)が開きますので以下のコマンドを入力します。
      Dism.exe /image:C:¥ /cleanup-image /revertpendingactions
      

    7. コマンドプロンプトを閉じて、[オプションの選択] に戻ります。
    8. [PC の電源を切る] を選択してコンピューターの電源を切ります。
    9. 再度電源を入れます。
    10. 残りの更新プログラムの構成の処理が実行された後、正常にログオンできることを確認します。

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