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EMカード(N8405-019/019A)用ファームウェア 14.02
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【ソ フ ト 名】  N8405-019/019A用ファームウェア
【登  録  名 】  422235-A01_635471716152645628.zip
【著 作 権 者】  日本電気株式会社
【対 応 機 種】  Express5800/SIGMABLADE
【対象ユーザ 】  EMFW Rev 14.02未満のN8405-019/019A EMカードをご使用中のお客様
【ソフト種別 】  ファームウェア
【作 成 方 法】  自己解凍形式
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【ソフトの紹介】
この「N8405-019/019A用ファームウェア(以下「本ソフトウェア」といいます。)」は、
N8405-019/019A EMカード EMFW Rev 13.03に対し、以下の機能強化に対応した
ファームウェアです。

・Express5800/B120fをサポート
・N8403-049(F)(10GBASE接続ボード(4ch))、N8403-084(F)(10GbE(2ch)接続ボード)
  をサポート
・N8406-052(F)(10GbEインテリジェントスイッチ(L3))をサポート
・B120fでのブート制御において、以下の機能をサポート
  - BIOSのBoot Mode (Legacy/UEFI)とx2APICの設定
  - Boot Mode「UEFI」使用時のPXEブートとiSCSIブートの設定
  - HDD(オンボードデバイス)を無効化する設定
・CVE-2014-0224対応でOpenSSLを更新。
  (以前のレビジョンも含め、本ソフトウェアが本脆弱性の
   影響を受けることはありません。)
・No.1以外のブートコンフィグに対して削除ボタンを押した場合に、
  No.1のブートコンフィグの論理グループ割り当て設定が消えていたのを改善。
・WebコンソールにGbE拡張カード[N8406-013]の状態を正しく表示できない
  場合があったのを改善。
・スイッチモジュール電源異常(E-Fuse Tripped)発生後の復旧処理を改善。
・EMカード自身のGARP送信回数を適正化。
・EMカードのスイッチオーバー後、外部ネットワーク機器のARPテーブルの更新を
  促すように改善。
・EMカード間の同期が完了する前にスイッチオーバーすると、稀に新ActiveEMが
  再起動する場合があったのを改善。
・ESMPRO/SeverManagerに表示する一部の構成情報において、
  警告レベル(黄色)の情報を異常レベル(赤色)で表示していたのを改善。
・BMCリセット時に、CPUブレード電源状態「不明」のSNMP Trap/E-Mail通報を
  発信しないように改善。

また、CPUブレードにExpress5800/120Bb-6,120Bb-d6,120Bb-m6をご使用の場合に、
それぞれのEXPRESSSCOPE(R)エンジン(BMC)のファームウェアのレビジョンが
00.20 よりも古い場合は、EXPRESSSCOPE(R)エンジン(BMC)の
ファームウェアのアップデートも必要です。
詳細については、各CPUブレードのサポート情報をご覧ください。

<重要>
・本ソフトウェアを Rev 01.xx から 14.02 に直接アップデートすることはできません。
  02.xx あるいは 03.xx にアップデートし、09.02 にアップデートし、12.01 へ
  アップデートし、14.02 へアップデートしてください。

・本ソフトウェアを Rev 02.xx あるいは 03.xx から 14.02 に直接アップデートする
  ことはできません。
  09.02 にアップデートし、12.01 にアップデートし、14.02 へアップデートして
  ください。

・本ソフトウェアを Rev 09.02 以下から 14.02 に直接アップデートすることは
  できません。
  12.01 にアップデートし、14.02 へアップデートしてください。

<注意>
  アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあり
  ます。本説明文を最後迄よく読み誤操作のないようアップデートを行ってください。
  また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等)によ
  りシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器が損傷し
  正常動作しなくなります。
  このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意く
  ださい。



【アップデート対象ユーザ】
下記機種で対象となるファームウェアレビジョンをお使いのお客様。

・対象となる機種
  N8405-019/019A EMカード

・対象となるレビジョン
  14.02未満


SIGMABLADEモニターにてEMファームウェアレビジョンを確認します。

操作方法
1. SIGMABLADEモニターの[Menu]ボタンを押します。
2. [↓]を押して[2:SYSTEM INFO]を選択し、[Enter]ボタンで確定します。
3. [↓]を押して[3:EM Card INFO]を選択し、[Enter]ボタンで確定します。

   上記メニューが表示されない場合、本作業ではなく、
   EMカード(N8405-019)用ファームウェア 03.00 (Rev 01.xx→03.00アップデート用)
   を実施してください。(レビジョン 01.xx から 14.02 へはアップデートできません)
   詳細については、「型番・モデル名から探す」で製品型番を入力し、「製品型番で検索」
   ボタンをクリックしてください。

4. [↓][↑]を押して、[1:EM1] [2:EM2]をそれぞれ選択し、[Enter]ボタンで確定。
   各EMカードのアクティブ/スタンバイとファームウェアレビジョンが表示されます。
   ファームウェアが 14.02 未満の場合は、本作業が必要となります。

   下記の例では、ファームウェアレビジョンが“02.xx”であることを示します。
   
   +---------------------------+
   |EM1 INFO            |
   |A/S:ACTIVE     ↓|
   +---------------------------+
           [↓]を押す
   +---------------------------+
   |A/S:ACTIVE     ↓|
   |FW  REV:02.01   |
   +---------------------------+

5. [Menu]ボタンを押すと最初の表示状態に戻ります。


なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないで
ください。本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただい
たものとします。



【ソフトウェアのご使用条件】
1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても
    本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許
    諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し
    ます。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他
    の権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了
    後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムと
    ともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様のお持ちの弊社Express5800/SIGMABLADEに
    おいてのみ使用することができます。
 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用
    することができます。

3.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することが
    できます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りで
    はありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備
    える目的でのみ保管することができます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著
    作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製
    、改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことは
   できません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル
    等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ
    りません。

4.許諾プログラムの移転等
 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の
    権利を譲渡することができます。
  (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾
      プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切
      保持しないこと。
  (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使
    用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはで
    きません。

5.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブ
  ルすることはできません。
  ただし、本ソフトウェアに含まれるオープンソースソフトウェアのライセンス条件に
  明記されている目的に限り、そのオープンソースソフトウェアに対するリバースエン
  ジニアリングを許可するものとします。

6.保証の期限
  (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
     し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。
  (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、
     弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため
     のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また
     は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。
     お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

7.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生
  につき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様
  に対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。

8.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許
    諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出しては
    なりません。
 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決
    するものとします。


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アップデート手順
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以下の手順で、本ソフトウェアの解凍とファームウェアアップデートを行って下さい。

【解凍手順】
  (1) 422235-A01_635471716152645628.zip をハードディスクの適当な場所に
      ダウンロードします。
  (2) ダウンロードしたファイルを適当な場所にすべて展開します。
  (3) 展開したフォルダに、本ソフトウェアと、その説明ファイルが解凍されます。

解凍された手順書(readme_ja.txt)はWindowsXP等に添付されているメモ帳等でご覧になれ
ます。手順書 (readme_ja.txt) の内容にしたがって、各ファームウェアのアップデートを
実行してください。

なお、ドライブ名やフォルダ名は、ご使用の環境に合わせて適宜読みかえて下さい。

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【改版履歴】

2007年2月
Rev 02.01
・「N8400-044/045/046/047/048/049 Express5800/120Bb-m6」サポート
・「N8405-023 電源ユニット(2250W)」サポート

2007年8月
Rev 03.00
・N8400-029/030/031/032以降のExpress5800/120Bb-6,120Bb-d6,120Bb-m6のサポート
・N8405-023/039電源ユニットのサポート
・UPS管理機能のサポート

2008年8月
Rev 04.00
・ブート制御機能のサポート
・ブレード収納ユニット間接続を利用した電力管理機能のサポート
・UPS管理機能の強化(復電時の再起動など)
・IPアドレス割り当ての設定項目強化
・FANユニットの定期診断機能のサポート
・WEBコンソールによる表示項目の強化(製品情報一覧表示など)

2009年3月
Rev 04.22 
・E-Mail通報機能のサポート
・4port iSCSI NICのサポート
・GbEインテリジェントスイッチ(L2)(N8406-022/022A)のファームウェア 1.2.0 以上
  との組み合わせ時における処理速度を向上

2009年5月
Rev 4.30
・B120a、B120a-d、AD106aをサポート
・ブレードのIPMIログ(SEL情報)をEMコレクトで一括採取 
  (各ブレードについて個別に採取することも可能)
・EMカードによるUPS管理の対象にN8142-29を追加
・内部バス(I2C)が不正状態になった場合のリカバリ処理を強化

2009年7月
Rev 5.01
・vIOコントロール機能の追加
・ブート制御機能でFCメザニンからのブートをサポート
・スイッチモジュール(LL2/SmartPanel)設定の一括セーブ/リストア機能を追加

2010年1月
Rev 6.01
・iStorage NS500Baをサポート
・Express5800/B120b-Lwをサポート
・5000VA-UPS(N8142-35)をサポート
・8000VA-UPS(N8142-25A)をサポート
・EMファームウェアレビジョン同期機能をサポート
・マネジメントLANの内部のノード(例:BMC)と外部のノードとの間のセッションの
  数が大きく増えた場合のブリッジ機能の動作を改善
・ブレード収納ユニットのUSBポートをEMカードに割り当てて使用する場合の
  EMカードのUSBメモリ検出処理を改善
・EMカードのスイッチオーバー後、極稀にブレードの電源操作に失敗する可能性や
  スイッチモジュールのポートを閉じてしまう可能性があることを改善
・ブレード名を8文字以上に変更すると稀に8文字目以降の変更が反映されない
  可能性があることを改善
・EM設定のバックアップ・リストアを行うとvIO情報の適用状態表示が不正になる
  場合がある問題を修正
・UPSがバッテリ運転時にEMカードがスイッチオーバーした際に不要なSNMPトラップを
  出さないように改善
・UPS管理機能において極稀にブレードシャットダウン中またはブレードブート中に
  UPSがスリープする場合がある件を改善
・FAN診断中に設定している回転数の閾値を適切な値に改善

2010年7月
Rev 07.03
・Express5800/B120b-hをサポート。
・電源ユニット(2250W AC200V / 80 PLUS(R) Gold) N8405-055 をサポート。
・電源ユニット(AC100V / 80 PLUS(R) Gold) N8405-054 をサポート。
  (本電源ユニットは2010年8月末出荷開始予定)
・Webコンソールの「環境設定」->「スイッチ設定」で8G FCスイッチ(N8406-040)の
  ファームウェアモードの表示および切替をサポート。また、Webコンソールの
  ブート制御機能で8G FCスイッチに対するAccess Gateway設定(F-Nポートマッピング)
  をサポート。
  ※本機能を使用するためには、8G FCスイッチのファームウェアがFabricOS v6.3.2以上
    である必要があります。
・Webコンソールの「ブート制御」->「vIO情報一覧」にUUID、号機番号の項目を追加。
・Webコンソールの「ブート制御」でFCブート選択時、ブレード優先度が設定されない
  件を改善。
・Webコンソールの「環境設定」でEMカードののIPアドレスとCPUブレード、スイッチ
  モジュール、およびUPSのIPアドレスが重複した場合にエラーメッセージを表示
  するように改善。
・SNMP Trapの詳細文字列中の改行文字を「CR+LF」から「LF」に変更し、行末に「,」
  を追加。(日本語/英語とも)
・ログの一部を不揮発性メモリに記録するように改善。
・スタンバイEM起動後、初期同期が完了していない状態でスイッチオーバーした場合に
  同期不完全となるため、SIGMABLADEモニタに警告状態として表示するように改善。
・EMカードがDHCP用にプールしているIPアドレスを全て使用する構成でスイッチ
  モジュールにIPアドレスが配布されない場合がある件を改善。
・SIGMABLADEモニターでEMカードのネットワーク設定を変更した場合に、CPUブレード
  およびスイッチモジュールに正しいネットワーク設定が反映されない件を改善。
・EMカードや、EMカードを経由したEXPRESSSCOPE(R)エンジン(BMC)やスイッチ
  モジュールとのTCP(UDP)/IP通信において、送信元ポートに49623を用いた通信を
  サポート。
・DianaScope連携有効時のマネジメントLANの内部処理を改善。

2010年11月
Rev 08.01
・内蔵UPSユニットをサポート
・増設HDDブレードAD106bをサポート
・テープブレードAT101aをサポート
・「DHCPでのIP割り振り機能」が "有効" で、「DHCPベースIPアドレスによる簡単設定」
  が "無効" の場合において、「DHCPベースIPアドレス」をサブネットのチェック対象外
  とするように改善。
・特定のパターンでtftpパケットがネットワークに流れた場合に、EMカードがごく稀に
  再起動することがあった件を改善。
・SNMP通信において、EMカードが高負荷となることがある件を改善。
・Webコンソール「ブート制御」において、「CPU Blade + I/O Blade」の構成で
  「論理グループ割り当て」を設定できるように改善。
・SIGMABLADEモニターのエラーメッセージとLEDの色が一致しない状態になる場合が
  ある件を改善。
・SIGMABLADEモニターの [SYSINFO Sub Menu] で、[2:PSU INFO] を選択後に出てくる
  タイトル部分にEMカードが認識している入力電源モード表示を追加。
   - AC100Vと認識しているとき  「PSU INFO  AC100V」
   - AC200Vと認識しているとき  「PSU INFO  AC200V」
   - DC48Vと認識しているとき   「PSU INFO  DC-48V」

2011年4月
Rev 09.02
・SigmaSystemCenterとの連携機能を追加。
・IO共有スイッチをサポート。
・Webコンソールの「ブート制御」で、以下のデバイスからのブート設定を追加。
  - IO共有スイッチ[N8406-048]経由の増設HDDブレードAD106b上のDAC
  - IO共有スイッチ[N8406-049]上の仮想FCアダプタ
  - IO共有スイッチ[N8406-050]上の仮想RAIDアダプタ
・Webコンソールの「ブート制御」で、IO共有スイッチに対する「論理グループ割り当て」
  をサポート。
・Webコンソールの「環境設定」->「スイッチ設定」で、以下のスイッチモジュールの
  設定バックアップ/リストアをサポート。
  - 8G FCスイッチ (FabricOS v7.0.0以上)
  - IO共有スイッチ 
・iSCSI非対応NICメザニンカードが搭載されていても、標準LANやその他の
  メザニンカードに対してブート制御設定をできるように改善。
  (iSCSI非対応NICメザニンカードに対するブート制御設定は不可。)
・EM再起動後にも論理グループ割り当て設定を保持できるように改善。
・Webコンソールの「ブート制御」で、「複数ブレードでの使用許可」と
 「vIOコントロール機能」を両方を同時に有効にすることはできないように変更。
・電源冗長モードに「電源非冗長モード」を追加。
・内蔵UPSユニット利用時の管理電力上限値を改善。
・内蔵UPSユニット2台搭載時の管理電力の上限値を拡張(1900W→2250W)。
・冗長電源ユニットが存在する場合、冗長電源ユニットの電力を使って
  内蔵UPSユニットを充電するように改善。
・ecmaintコマンドを実行できるように改善。
・SNMP通信においてCommunity名が不一致のパケットを大量に受け続けた場合、
  SNMP関連の異常と認識し、SNMP機能の切断、あるいはEMリブートで復旧を
  図る仕様であったが、そのような状況でもSNMP関連の異常と認識するのは
  やめ、復旧を図ることはしないように仕様を変更。
・スイッチモジュール温度監視による冷却管理をサポート。
・運用中に不正にAC供給を変更(200V→100V)した時の動作を改善。
・ファン低速回転温度時、回転数が若干低くなる(100~300rpm程度低い)件を改善。
・内部ログ保存エリアの間欠故障等により内部ログ処理が失敗し、EMの各機能が
  停止してしまう場合、EMスイッチオーバーを実行するように改善。

2012年6月
Rev 10.06
・Express5800/B120d-h, B120d, B110dをサポート
・10GBASE接続ボード(N8403-065,N8403-067)をサポート
・HVDC電源ユニット(N8405-064S01)をサポート
・SIGMABLADEモニニターのシステム情報表示において電源非冗長モード時の電源の
  状態表示をサポート
・BMCリセットによりCPUブレードのプロセッサ動作周波数が低下する問題を回避
・FibreChannelコントローラ(2ch/4Gbps)(N8403-018)使用時のPOST中の余分な
  リセットを抑止
・電源ユニット故障時の電力上限制御改善
・ブリッジ機能が停止状態に陥った場合のリカバリ処理を強化
・WEBコンソールのEMログ採取の[実行]ボタン重複クリック抑止機能を強化

2012年7月
Rev 10.07
・EMFW Rev 10.06において、ブレードをオフ/オンすることなく、
  20回以上のリブートを繰り返すと、そのブレード上の BMCが、
  リスタートする場合がある問題を修正。

2012年8月
Rev 10.08
・Express5800/B120d-h, B120d, B110dを多数搭載した場合における電力管理の
  処理性能を改善
・ブレード搭載時のCommunication Lostのリカバリ策の強化
・ネットワーク高負荷時におけるEMカードのレスポンス悪化を改善
  なお、この変更によりネットワーク処理性能は若干低下します。

2013年1月
Rev 11.02
・ブート制御機能によるN8403-072 10GコンバージドネットワークアダプタのFCoEブート
  設定およびvIO設定をサポート。
・UPS管理機能において、N8142-11BのSNMPカード FW v5.1.7をサポート。
  N8142-11BのSNMPカードがFW v5.1.7である場合、EMFWが11.02以降でなければEMのUPS
  管理機能からN8142-11Bがコントロールできません。
・CPUブレード未実装スロットに対するブートコンフィグ適用をサポート。
・ACLINKでのDC onなど、EM起動直後にCPUブレードのDC onを行った場合、以後のCPU
  ブレードのDC onが失敗する可能性があったのを修正。
・B120d-h, B120d, B110dにN8403-034 8G Fibre Channelコントローラを搭載し、EMの
  スイッチオーバーを実行すると、EMの二重化が失敗する場合や電力処理等が遅延する
  場合があったのを修正。
・B120d-h, B120d, B110dにN8403-034 8G Fibre Channelコントローラを搭載し、ブート
  制御機能でオンボードLANまたはN8403-065/067 10GBASE接続ボードにブート設定を
  行った場合に、当CPUブレードを筐体から抜き挿しする、あるいは筐体のACオフを
  行うと、ブート設定が消えてしまう場合があったのを修正。
・8G FCスイッチ(FabricOS v7.0.0b)に、スイッチモード(Access Gatewayモード無効)の
  スイッチ設定をリストアした場合に、ブートコンフィグの論理グループ割り当ての
  設定値が不正となる問題を回避。
・スマートパネルモードのスイッチ設定を自動リストアする際に、スイッチに対して
  ブートコンフィグの論理グループ割り当てを再適用するように改善。
・動作中のスイッチモードとリストアするスイッチ設定のスイッチモードが異なる場合に
  スイッチ設定をリストアできるように改善。
・CLI("switchover"コマンド)、Webコンソール、およびSIGMABLADEモニターからの
  スイッチオーバー操作時、旧Active EMがリブートするまでの期間に2つのEMの
  bridge機能が同時に有効になり、ごく短い期間一時的にネットワークにループができて
  しまう場合があったのを修正。

2013年7月
Rev 12.01
・Express5800/B120e-hをサポート
・無停電電源装置(2400VA)(ラックマウント用) [N8142-38]をサポート
・ブート制御に設定項目「ブート制御エラー発生時の電源オンポリシー」を追加。
  設定値を「停止する」とした場合、ブート制御エラー発生時にCPUブレードの電源オン
  またはOSブートを停止します。CPUブレードの電源オンを停止した場合、電力情報ページ
  の「電源ON要求への応答」に「ブート制御エラー」(日)または "Boot Control Error"(英)
  と表示します。また、CPUブレード側ではE-Keyingエラーが検出されます。
  一方、OSブートを停止した場合、対応版BIOSではPOSTエラーが検出されます。
・論理グループ割り当ての適用に失敗した場合に、適用対象外のCPUブレードスロットに
  エラーを表示しないように改善。
・EMカード間の二重化情報同期処理を最適化
・FANユニット故障時の冷却管理処理を改善
・本機種では未対応にも関わらず、イベントID:40000023「EMファームウェア更新」の
  SNMP Trapが送信される場合があった件を改善。
・スイッチモジュールのIPアドレスを"0.0.0.0"に変更後、EMカードのスイッチオーバー
  を行うと、以下の情報が更新されない件を改善。
  - Webコンソールのスイッチモジュール「IPアドレス」
  - ESMPRO/ServerManagerに登録したアクティブEMの構成情報の
    スイッチモジュール「WebコンソールURL」
・スイッチモジュールのIPアドレスを"0.0.0.0"に変更した場合、ESMPRO/ServerManager
  に登録したスタンバイEMの構成情報のスイッチモジュール「WebコンソールURL」が更新
  されない件を改善。
・EMカードのスイッチオーバ後、GbE拡張カード(N8406-013)と接続される
  GbEインテリジェントスイッチのポートを、ごく短い期間一時的に閉じてしまう可能性
  があった件を改善。
・オンボードLANのPXEブートを有効にしたブートコンフィグをExpress5800/120Bb-6、
  120Bb-d6、または120Bb-m6に適用した場合に適用失敗になる件を改善。

2014年1月
Rev 13.02
・Express5800/B120eをサポート
・N8142-42(無停電電源装置(3000VA)(ラックマウント用))をサポート。
・EMカード内のFTPサーバを最新化しセキュリティを強化。
・EMカード内のSSHサーバを最新化しセキュリティを強化。
・オフにできる電源ユニットの判定処理を改善。
・EMFWアップデート処理において、障害を誤検知してアップデートできない場合があった
  のを改善。
・Webコンソールの環境設定>スイッチ設定>オプションで設定したスイッチモジュール名
  を、筐体AC OFF/ONやEMカード再起動後も保持するように改善。
・一部の電源縮退回復のイベントがE-Mailでも通報されるように改善。
・電源ユニットのAC電源断によるCPUブレードの電力削減処理中にAC電源が復旧した場合、
  稀にCPUブレードが省電力のままとなる場合があったのを改善。
・CPUブレードやスイッチモジュールにリースするIPアドレスが外部機器のIPアドレスと
  重複していた場合に、稀にEMカードがリブートする場合があったのを改善。
・B110d、B120d、B120d-h、B120e-hにN8403-034(8G Fibre Channelコントローラ)を搭載
  した構成において、EMカードのスイッチオーバーが発生すると、設定変更不能となった
  り、SNMPでスタンバイEMから取得する情報が不正になる場合があったのを改善。
・EMカードのスイッチオーバ時に稀にE-Keyingエラーを誤検出する場合があったのを改善。
・FAN情報の二重化処理でデータ化け等でスタンバイEMが不正なデータを受け取った
  場合に、スタンバイEMがリブートする場合があったのを改善。
・装置情報の読み出しで稀にチェックサムエラーを誤検出する場合があったのを改善。

2014年3月
Rev 13.03
・EMカード2枚構成の環境において、EMカード起動時の二重化通信が完了する前に
  スイッチオーバーが発生した場合に、スイッチオーバーから約30分後に全電源ユニット
  の出力が停止してしまう場合があったのを改善。
  なお、本現象はRev 13.02に特有であり、Rev 13.02ではないリビジョンの
  ファームウェアでは発生しません。
・GbE拡張カード[N8406-013]が搭載されている場合に、ESMPRO/ServerManager Ver.5
  のWebインタフェースでアクティブEMカードの状態が「不明」と表示されるのを改善。

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