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EMカード(N8405-043)用ファームウェア 15.02
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【ソ フ ト 名】  N8405-043用ファームウェア
【登  録  名 】  422582-A01_635676504862424166.zip
【著 作 権 者】  日本電気株式会社
【対 応 機 種】  Express5800/SIGMABLADE
【ソフト種別 】  ファームウェア
【作 成 方 法】  ZIP圧縮形式
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【ソフトの紹介】
この「N8405-043用ファームウェア(以下「本ソフトウェア」といいます。)」は、
N8405-043に対し以下の機能強化に対応したファームウェアです。

・Express5800/B120f-hをサポート
・脆弱性CVE-2014-3566の対策としてSSL3.0とSSL2.0を無効
・脆弱性CVE-2015-0204の対策としてOpenSSLを1.0.2aにアップデート
・脆弱性CVE-2014-9295の対策としてNTPを4.2.8p1にアップデート
・SigmaSystemCenter連携におけるBMC障害時のN+1置換機能を強化
・設定の初期化を実施した場合に、CPUブレードの電源制御モードをデフォルト値に
  戻すように改善。
・CPUブレードの電源制御モードの設定をバックアップ・リストアに対応
・CPUブレードやスイッチモジュール上のラック情報(収納ユニット名、ラック名、
  ラックユニークID)を監視し、EMが持つ情報と不一致の場合は、一致させるよう
  に改善。
・IF-BOXが5V電源ショートの故障であっても、他に影響が無い場合は、既にオン
  している電源ユニットは継続使用するように改善。

<重要>
・Rev.09.02以前のバージョンからRev.10.xx以降のバージョンにアップデートを行う場合、
  Webコンソールからアップデートを実施することができません。
  コマンドラインコンソールまたはSIGMABLADEモニターから実施してください。
  ※Rev.10.xx以降からそれ以前/以降のバージョンへのアップデートには、
    Webコンソールを使用することが可能です。

・以下のCPUブレードをご使用の場合は、それぞれのEXPRESSSCOPE(R)エンジン(BMC)の
  ファームウェア バージョンを確認し、以下のバージョンでない場合はBMCファームウェア
  をアップデートしてください。
                                          BMCファームウェアバージョン
  Express5800/120Bb-6,120Bb-d6,120Bb-m6 : 00.24以上
  Express5800/140Ba-10                  : 00.08以上

・本ソフトウェアのRev.05.xx以前を使用されている場合、EMカードのアクティブ/スタンバイ
  を切り替える際は、アクティブEMカードのコマンドラインコンソールで「RESTART EM」
  コマンドを実行してください。Webコンソールの「スイッチオーバ機能」及び
  コマンドラインコンソールの「FORCE TAKEOVER」コマンドは使用しないでください。

・アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあり
  ます。本説明文を最後迄よく読み誤操作のないようアップデートを行ってください。
  また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等)によ
  りシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器が損傷し
  正常動作しなくなります。このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることが
  ありますので十分ご注意ください。


【アップデート対象ユーザ】
下記機種で対象となるファームウェアレビジョンをお使いのお客様。

・対象となる機種
    N8405-043 EMカード

・対象となる各レビジョン
    EM ファームウェアレビジョン: 04.04 / 04.10 / 04.21 / 04.22 / 04.30 / 05.01
                                 / 06.01 / 07.03 / 08.01 / 09.02 / 10.06
                                 / 10.07 / 10.08 / 11.02 / 12.01 / 13.02 / 14.02

SIGMABLADEモニターにてEMファームウェアレビジョンを確認します。

操作方法
  1. SIGMABLADEモニターの[Menu]ボタンを押します。
  2. [↓]を押して[2:SYSTEM INFO]を選択し、[Enter]ボタンで確定します。
  3. [↓]を押して[3:EM Card INFO]を選択し、[Enter]ボタンで確定します。
  4. [↓][↑]を押して、[1:EM1] [2:EM2]をそれぞれ選択し、[Enter]ボタンで確定。
     各EMカードのアクティブ/スタンバイとファームウェアレビジョンが表示されます。

     下記の例では、ファームウェアレビジョンが“04.04”であることを示します。
       +---------------------------+
       |EM1 INFO            |
       |A/S:ACTIVE     ↓|
       +---------------------------+
          [↓]を押す
       +---------------------------+
       |A/S:ACTIVE     ↓|
       |FW REV:04.04   |
       +---------------------------+

   5.[Menu]ボタンを押すと最初の表示状態に戻ります。


  なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないで
ください。本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただい
たものとします。


【ソフトウェアのご使用条件】
1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても
    本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許
    諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し
    ます。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他
    の権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了
    後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムと
    ともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様のお持ちの弊社SIGMABLADEシリーズにおいてのみ
    使用することができます。
 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用
    することができます。

3.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することが
    できます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りで
    はありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備
    える目的でのみ保管することができます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著
    作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製
    、改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことは
   できません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル
    等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ
    りません。

4.許諾プログラムの移転等
 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の
    権利を譲渡することができます。
  (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾
      プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切
      保持しないこと。
  (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使
    用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはで
    きません。

5.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブ
  ルすることはできません。
  ただし、本ソフトウェアに含まれるオープンソースソフトウェアのライセンス条件に
  明記されている目的に限り、そのオープンソースソフトウェアに対するリバースエン
  ジニアリングを許可するものとします。

6.保証の期限
  (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
     し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。
  (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、
     弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため
     のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また
     は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。
     お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

7.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生
  につき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様
  に対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。

8.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許
    諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出しては
    なりません。
 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決
    するものとします。


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インストール手順
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以下の手順で、本ソフトウェアの解凍とファームウェアアップデートを行って下さい。

【解凍手順】
  (1) 422582-A01_635676504862424166.zip をハードディスクの適当な場所に
      ダウンロードします。
  (2) ダウンロードしたファイルを適当な場所にすべて展開します。
  (3) 展開したフォルダに、本ソフトウェアと、その説明ファイルが解凍されます。

  解凍された手順書(readme_ja.txt)はWindowsXP等に添付されているメモ帳等で
  ご覧になれます。
  手順書 (readme_ja.txt) の内容にしたがって、各ファームウェアのアップデートを
  実行してください。

  なお、ドライブ名やフォルダ名は、ご使用の環境に合わせて適宜読みかえて下さい。

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【改版履歴】

2008年9月
Rev 04.04
・初版

2008年11月
Rev 04.10
・Express5800/B140a-Tのサポート

2009年1月
Rev 04.21
・E-Mail通報機能のサポート
・4port iSCSI NICのサポート
・処理速度の改善

2009年4月
Rev 04.22
・電源ユニットの故障検出処理の改善

2009年5月
Rev 04.30
・Express5800/B120a、B120a-d、AD106aのサポート
・ブレードのIPMIログ(SEL情報)をEMコレクトで一括採取
  (各ブレードについて個別に採取することも可能)
・内部バス(I2C)が不正状態になった場合のリカバリ処理を強化
・マネージメントLANのリンクダウン検出を EMスイッチオーバ要因とする
  など、EMスイッチオーバ機能を強化
・スイッチモジュール名をEMカードの設定の一部として保存

2009年7月
Rev 05.01
・vIOコントロール機能の追加
・ブート制御機能でFCメザニンからのブートをサポート
・スイッチモジュール(LL2/SmartPanel)設定の一括セーブ/リストア機能を追加
・外部認証機能(RADIUSクライアント機能)の追加
・電力冗長モード「AC二重化モード」と電力制御ポリシー「CPU性能モード」
  の組み合わせをサポート

2010年1月
Rev 06.01
・iStorage NS500Baをサポート
・Express5800/B120b-Lwをサポート
・EMファームウェアレビジョン同期機能をサポート
・マネジメントLANの内部のノード(例:BMC)と外部のノードとの間のセッションの
  数が大きく増えた場合のブリッジ機能の動作を改善
・ブレード収納ユニットのUSBポートをEMカードに割り当てて使用する場合の
  EMカードのUSBメモリ検出処理を改善
・EMカードのスイッチオーバー後、極稀にブレードの電源操作に失敗する可能性や
  スイッチモジュールのポートを閉じてしまう可能性があることを改善
・ブレード名を8文字以上に変更すると稀に8文字目以降の変更が反映されない
  可能性があることを改善
・EM設定のバックアップ・リストアを行うとvIO情報の適用状態表示が不正になる
  場合がある問題を修正
・AC100V入力環境において、個別電源冗長モード時の電力上限値を超えてまう場合
  がある点を改善

2010年7月
Rev 07.03
・Express5800/B120b-hをサポート。
・Webコンソールの「環境設定」->「スイッチ設定」で8G FCスイッチ
  (N8406-040、N8406-042)のファームウェアモードの表示および切替をサポート。
  また、Webコンソールのブート制御機能で8G FCスイッチに対するAccess Gateway設定
  (F-Nポートマッピング)をサポート。
  ※本機能を使用するためには、8G FCスイッチのファームウェアがFabricOS v6.3.2以上
    である必要があります。
・Webコンソールの「ブート制御」->「vIO情報一覧」にUUID、号機番号の項目を追加。
・Webコンソールの「ブート制御」でFCブート選択時、ブレード優先度が設定されない
  件を改善。
・ブレードアクセス権を制限されたユーザでWebコンソールにログインした際に、
  「ブート制御」-> 「vIO情報一覧」に情報が正しく表示されるように改善。
・Webコンソールの「環境設定」でEMカードののIPアドレスとCPUブレード、スイッチ
  モジュール、およびUPSのIPアドレスが重複した場合にエラーメッセージを表示
  するように改善。
・WebコンソールでSNMP関連の設定を変更した際に、スタンバイEMの動作に即座に反映
  されるように改善。
・SNMP Trapの詳細文字列中の改行文字を「CR+LF」から「LF」に変更し、行末に「,」
  を追加。(日本語/英語とも)
・ログの一部を不揮発性メモリに記録するように改善。
・スタンバイEM起動後、初期同期が完了していない状態でスイッチオーバーした場合に
  同期不完全となるため、SIGMABLADEモニタに警告状態として表示するように改善。
・EMカードがDHCP用にプールしているIPアドレスを全て使用する構成でスイッチ
  モジュールにIPアドレスが配布されない場合がある件を改善。
・EMカードのアクティブ/スタンバイを切り替えても「EMカードDHCP NTPサーバIPアドレス」
  の設定値が保持されるように改善。
・SIGMABLADEモニターでEMカードのネットワーク設定を変更した場合に、CPUブレード
  およびスイッチモジュールに正しいネットワーク設定が反映されない件を改善。
・EMカードや、EMカードを経由したEXPRESSSCOPE(R)エンジン(BMC)やスイッチ
  モジュールとのTCP(UDP)/IP通信において、送信元ポートに49623を用いた通信を
  サポート。
・DianaScope連携有効時のマネジメントLANの内部処理を改善。
・EMトレイの電圧の警告閾値を変更。

2010年11月
Rev 08.01
・増設HDDブレードAD106bをサポート。
・テープブレードAT101aをサポート。
・DC電源ユニットをサポート。
・「DHCPでのIP割り振り機能」が"有効"で、「DHCPベースIPアドレスによる簡単設定」が
  "無効"の場合において、「DHCPベースIPアドレス」をサブネットのチェック対象外
  とするように改善。
・特定のパターンでtftpパケットがネットワークに流れた場合に、
  EMカードがごく稀に再起動することがあったのを改善。
・SNMP通信において、EMカードが高負荷となることがある件を改善。
・AC100V入力時における、突入電流検出(+12V)の閾値を変更。
・EMトレイの電圧(+5V)の警告閾値を変更。
・Webコンソール「ブート制御」において、「CPU Blade + I/O Blade」の構成で
  「論理グループ割り当て」を設定できるように改善。
・SIGMABLADEモニターのLCD内容を表示するCLIコマンド「SHOW SIGMABLADEMONITOR LCD」
  を追加。また、「SHOW SIGMABLADEMONITOR LCD」を「SHOW ALL」内に追加。
・SIGMABLADEモニターのエラーメッセージとLEDの色が一致しない状態になる
  場合がある件を改善。
・SIGMABLADEモニターの[SYSINFO Sub Menu] で、[2:PSU INFO] を選択後に表示される
  タイトル部分にEMカードが認識している入力電源モード表示を追加。
   - AC100Vと認識しているとき  「PSU INFO  AC100V」
   - AC200Vと認識しているとき  「PSU INFO  AC200V」
   - DC48Vと認識しているとき   「PSU INFO  DC-48V」

2011年4月
Rev 09.02
・SigmaSystemCenterとの連携機能を追加。
・Webコンソールの「環境設定」->「スイッチ設定」で、8G FCスイッチ
  (FabricOS v7.0.0以上)の設定バックアップ/リストアをサポート。
・iSCSI非対応NICメザニンカードが搭載されていても、標準LANやその他の
  メザニンカードに対してブート制御設定をできるように改善。
  (iSCSI非対応NICメザニンカードに対するブート制御設定は不可。)
・EM再起動後にも論理グループ割り当て設定を保持できるように改善。
・Webコンソールの「ブート制御」で、「複数ブレードでの使用許可」と
 「vIOコントロール機能」を両方を同時に有効にすることはできないように変更。
・電源冗長モードに「電源非冗長モード」を追加。
・SNMP通信においてCommunity名が不一致のパケットを大量に受け続けた場合、
  SNMP関連の異常と認識し、SNMP機能の切断、あるいはEMリブートで復旧を
  図る仕様であったが、そのような状況でもSNMP関連の異常と認識するのは
  やめ、復旧を図ることはしないように仕様を変更。
・スイッチモジュール温度監視による冷却管理をサポート。
・運用中に不正にAC供給を変更(200V→100V)した時の動作を改善。
・ファン低速回転温度時、回転数が若干低くなる(100~300rpm程度低い)件を改善。
・内部ログ保存エリアの間欠故障等により内部ログ処理が失敗し、EMの各機能が
  停止してしまう場合、EMスイッチオーバーを実行するように改善。

2012年6月
Rev 10.06
・Express5800/B120d-h, B120d, B110dをサポート
・10GBASE接続ボード(N8403-065,067)をサポート
・タイムゾーン設定の機能強化
・ブリッジ機能が停止状態に陥った場合のリカバリ処理を強化
・nptdのログ処理でログファイルのサイズを適正化
・BMCリセットによりCPUブレードのプロセッサ動作周波数が低下する問題を回避
・FibreChannelコントローラ(2ch/4Gbps)(N8403-018)使用時のPOST中の余分な
  リセットを抑止
・スイッチオーバー後のE-Keyingエラー誤検出を抑止
・電源瞬断誤検出のアラーム抑止
・電源ユニット故障時の電力上限制御改善
・WebコンソールのEMログ採取の[実行]ボタン重複クリック抑止機能を強化
・SIGMABLADEモニターのシステム情報表示において電源非冗長モード時の電源の
  状態表示をサポート
・SIGMABLADEモニターでDHCPゲートウェイを設定した場合に、スタンバイEM側にも
  設定が反映されるように改善

2012年7月
Rev 10.07
・EMFW Rev 10.06において、ブレードをオフ/オンすることなく、
  20回以上のリブートを繰り返すと、そのブレード上の BMCが、
  リスタートする場合がある問題を修正。

2012年8月
Rev 10.08
・米Egenera社のリソース管理ソフト「PAN Manager Software」に対応
・Express5800/B120d-h, B120d, B110dを多数搭載した場合における
  電力管理の処理性能を改善
・ブレード搭載時における Communication Lostからのリカバリ策を強化
・ネットワーク高負荷時におけるEMのレスポンス悪化を改善
  なお、この変更によりネットワーク処理性能は若干低下します。

2013年1月
Rev 11.02
・ブート制御機能によるN8403-072 10GコンバージドネットワークアダプタのFCoEブート
  設定およびvIO設定をサポート。
・CPUブレード未実装スロットに対するブートコンフィグ適用をサポート。
・ACLINKでのDC onなど、EM起動直後にCPUブレードのDC onを行った場合、以後の
  CPUブレードのDC onが失敗する可能性があったのを修正。
・B120d-h, B120d, B110dにN8403-034 8G Fibre Channelコントローラを搭載し、
  EMのブート制御機能でオンボードLANまたはN8403-065/067 10GBASE接続ボードに
  ブート設定を行った場合に、当CPUブレードを筐体から抜き挿しする、あるいは筐体の
  ACオフを行うと、ブート設定が消えてしまう場合があったのを修正。
・8G FCスイッチ(FabricOS v7.0.0b)に、スイッチモード(Access Gatewayモード無効)の
  スイッチ設定をリストアした場合に、ブートコンフィグの論理グループ割り当ての
  設定値が不正となる問題を回避。
・スマートパネルモードのスイッチ設定を自動リストアする際に、スイッチに対して
  ブートコンフィグの論理グループ割り当てを再適用するように改善。
・動作中のスイッチモードとリストアするスイッチ設定のスイッチモードが異なる場合に
  スイッチ設定をリストアできるように改善。
・CLI("force takeover"コマンド)、Webコンソール、およびSIGMABLADEモニターからの
  スイッチオーバー操作時、旧Active EMがリブートするまでの期間に2つのEMの
  bridge機能が同時に有効になり、ごく短い期間一時的にネットワークにループができて
  しまう場合があったのを修正。

2013年7月
Rev 12.01
・米Egenera社のリソース管理ソフト「PAN Manager Software」にてFC SAN
  ブートに対応
・Express5800/B120e-hをサポート
・ブート制御に設定項目「ブート制御エラー発生時の電源オンポリシー」を追加。
  設定値を「停止する」とした場合、ブート制御エラー発生時にCPUブレードの電源オン
  またはOSブートを停止します。CPUブレードの電源オンを停止した場合、電力情報ページ
  の「電源ON要求への応答」に「ブート制御エラー」(日)または "Boot Control Error"(英)
  と表示します。また、CPUブレード側ではE-Keyingエラーが検出されます。
  一方、OSブートを停止した場合、対応版BIOSではPOSTエラーが検出されます。
・論理グループ割り当ての適用に失敗した場合に、適用対象外のCPUブレードスロットに
  エラーを表示しないように改善。
・EMカード間の二重化情報同期処理を最適化
・FANユニット故障時の冷却管理処理を改善
・スイッチモジュールのIPアドレスを"0.0.0.0"に変更後、EMカードのスイッチオーバー
  を行うと、以下の情報が更新されない件を改善。
  - Webコンソールのスイッチモジュール「IPアドレス」
  - コマンドラインコンソールのスイッチモジュール「URL」
  - ESMPRO/ServerManagerに登録したアクティブEMの構成情報の
    スイッチモジュール「WebコンソールURL」
・スイッチモジュールのIPアドレスを"0.0.0.0"に変更した場合、ESMPRO/ServerManager
  に登録したスタンバイEMの構成情報のスイッチモジュール「WebコンソールURL」が更新
  されない件を改善。
・オンボードLANのPXEブートを有効にしたブートコンフィグをExpress5800/120Bb-6、
  120Bb-d6、または120Bb-m6に適用した場合に適用失敗になる件を改善。

2014年1月
Rev 13.02
・Express5800/B120eをサポート。
・Express5800/120Bb-d6に対する冷却制御を改善。
・EMカード内のFTPサーバを最新化しセキュリティを強化。
・EMカード内のSSHサーバを最新化しセキュリティを強化。
・オフにできる電源ユニットの判定処理を改善。
・EMカード起動時やNTPに関する設定の変更時、稀にNTPによる時刻同期機能が動作しない
  場合があったのを改善。
・EMFWアップデート処理において、障害を誤検知してアップデートできない場合があった
  のを改善。
・パスワードリカバリ機能実行後にEMFWリビジョン同期機能が動作しなかったのを改善。
・「起動時の電源ユニット待ち合わせ時間」がスタンバイEMにも設定されるように改善。
・一部の電源縮退回復のイベントがE-Mailでも通報されるように改善。
・電源ユニットのAC電源断によるCPUブレードの電力削減処理中にAC電源が復旧した場合、
  稀にCPUブレードが省電力のままとなる場合があったのを改善。
・CPUブレードやスイッチモジュールにリースするIPアドレスが外部機器のIPアドレスと
  重複していた場合に、稀にEMカードがリブートする場合があったのを改善。
・FAN情報の二重化処理でデータ化け等でスタンバイEMが不正なデータを受け取った
  場合に、スタンバイEMがリブートする場合があったのを改善。
・装置情報の読み出しで稀にチェックサムエラーを誤検出する場合があったのを改善。

2014年10月
Rev 14.02
・Express5800/B120fをサポート
・N8403-049(F)(10GBASE接続ボード(4ch))、N8403-084(F)(10GbE(2ch)接続ボード)
  をサポート
・N8406-052(F)(10GbEインテリジェントスイッチ(L3))をサポート
・B120fでのブート制御において、以下の機能をサポート
  - BIOSのBoot Mode (Legacy/UEFI)とx2APICの設定
  - Boot Mode「UEFI」使用時のPXEブートとiSCSIブートの設定
  - HDD(オンボードデバイス)を無効化する設定
・CVE-2014-0224対応でOpenSSLを更新。
  (以前のレビジョンも含め、本ソフトウェアが本脆弱性の
   影響を受けることはありません。)
・No.1以外のブートコンフィグに対して削除ボタンを押した場合に、
  No.1のブートコンフィグの論理グループ割り当て設定が消えていたのを改善。
・スイッチモジュール電源異常(E-Fuse Tripped)発生後の復旧処理を改善。
・EMカード自身のGARP送信回数を適正化。
・EMカードのスイッチオーバー後、外部ネットワーク機器のARPテーブルの更新を
  促すように改善。
・EMカード間の同期が完了する前にスイッチオーバーすると、稀に新ActiveEMが
  再起動する場合があったのを改善。
・ESMPRO/SeverManagerに表示する一部の構成情報において、
  警告レベル(黄色)の情報を異常レベル(赤色)で表示していたのを改善。
・BMCリセット時に、CPUブレード電源状態「不明」のSNMP Trap/E-Mail通報を
  発信しないように改善。
・EMカードの温度値/電圧値が急峻に変化する場合でも、SNMP Trap/E-Mail通報が
  発信されるように改善。
・EMカードの電圧センサ(VBAT)の上限異常解放値を変更。
・EMカードの温度/電圧監視機能において、温度値/電圧値のベリファイを行う
  ように改善。



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【商標および著作権】

本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。

Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他
の国における登録商標または商標です。

その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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   Copyright NEC Corporation 2015