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Express5800/R120g-1E システムBIOS 5.0.7021

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Express5800/R120g-1E
システムBIOS 5.0.7021
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【ソ フ ト 名】  Express5800/R120g-1E
                 システムBIOSアップデートモジュール
【対 応 機 種】  Express5800/R120g-1E
【対 応  O S 】  本ソフトウェアはオフライン(CD/DVD媒体によるアップデート)と   
                 下記のOSに対応しています
                  ・Windows Server(R) 2008 R2
                  ・Windows Server(R) 2012
                  ・Windows Server(R) 2012 R2
                  ・Windows Server(R) 2016
                  ・Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6
                  ・Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 7
【対象ユーザ 】  下記[アップデート対象ユーザ]参照
【ソフト種別 】  システムBIOS
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【ソフトの紹介】
この「Express5800/R120g-1EシステムBIOSアップデートモジュール (以下「本ソフトウェ
ア」といいます。)」は、Express5800/R120g-1Eで以下の機能強化に対応したシステム
BIOSです。

  ・インテル(R) Xeon(R) プロセッサー E5-2600v4製品ファミリーのマイクロコードを
    更新しました。インテル社から通知されているセキュリティ脆弱性(INTEL-SA-00088)
    に対応しました。
  
  ・ハードウェアの初期化コードを更新しました。
  
  ・「Enhanced BIOS Lock」メニューを追加しました。
      Security > Enhanced BIOS Lock: [Disabled]/Enabled
    「Enabled」を選択した場合、POST中のオプションROM展開前にシステム用
    フラッシュメモリを保護します。
  
  ・オフラインツールのOff-line Maintenance UtilityをVer.1.108.010に更新しま
    した。
  
  ・システムBIOSアップデートプログラムを更新しました。下記のOSをサポートしま
    した。
     - Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 7.4

  ≪共通の注意事項≫
  * アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあり
    ます。本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってくださ
    い。また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等)
    によりシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器が損
    傷し正常動作しなくなります。
    このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意く
    ださい。
  
  * Windows(R) BitLocker(TM)機能を有効にしている場合、一旦無効にしてから本作業を
    行い、作業完了後再度有効にしてください。無効にせずアップデートを行った場合、
    コンピュータ起動時に「回復パスワード」が必要になる場合があります。
  
  * 仮想化された環境(ハイパーバイザーあるいはゲストOSなど)においては、本ソフト
    ウェアはご使用になれません。本ソフトウェアが対応しているOS上からアップデート
    してください。またはオフラインアップデートの手順に従いアップデートしてくださ
    い。
  
  * OS上の設定にてUSBポートを無効化している場合(セキュリティソフトの設定やデバ
    イスマネージャの設定等)は、設定を解除し、USBポートを有効にしてからBIOSをア
    ップデートしてください。
  
  * アップデート実行時「リモートメディア機能」は利用できません。一旦リモートメデ
    ィアを「未接続」に変更後、アップデートを実行してください。(オフラインの場合
    を除く)
   
  ≪Windows(R) OSにおける注意事項≫
  * 本ソフトウェアをご使用になるためには、 BMC(ベースボードマネージメントコント
    ローラ) へのアクセスを行うため、EXPRESSBUILDERの「Starter packの適用」がイン
    ストールされている必要があります。
  
  * ご利用のOSによってはメディアのウィンドウが表示された状態になることがありま
    す。これは「自動再生機能をオフにする」設定により抑止できます。
  
  ≪Linux(R) OSにおける注意事項≫
  * 本ソフトウェアをご使用になるためには、 BMC(ベースボードマネージメントコント
    ローラ) へのアクセスを行うため、 OpenIPMI パッケージがインストール、起動され
    ている必要があります。
  
  * ご利用のデスクトップ環境(GUI) によってはメディア内容のウィンドウが表示された
    状態になることがあります。これはデスクトップの設定でメディア挿入時の自動動作
    をオフにすることで抑止することができます。
  
  * /dev/sda から /dev/sdz まですべてのデバイスファイルが存在している環境では、
    OS 上からのアップデートができません。オフラインアップデートの手順に従いアッ
    プデートしてください。
  
  

【アップデート対象ユーザ】
  下記機種で、対象となるBIOSバージョンをお使いのお客様。
  ・対象となる機種
     1.Express5800/R120g-1E 

  ・対象となるBIOSバージョン
     1. 5.0.3011
     2. 5.0.5016
   注)上記バージョンより新しいバージョンの場合は、本アップデートモジュール
       と同等の機能が既に適用済みであるため、新たに更新する必要はありません。

   以下の方法でBIOSバージョンを確認いただけます。

   (1) 上記機種の電源を入れると、ディスプレイ画面にPOST(Power On Self-Test)の実
       行内容が表示されます。しばらくすると、次のメッセージが表示されますので、
       メッセージに従い<F2>キーを押して、BIOS SETUPを起動してください。

                        Press <F2> SETUP

   (2) BIOS SETUP起動後、矢印キーを使ってカーソルを『Server』の位置に移動さ
       せ、『System Management』を選択してください。
   (3) 画面に各ソフトウェアのバージョンが表示されます。
   (4) BIOSバージョン確認後は<ESC>キーで『System Management』画面から抜けてくだ
       さい。
   (5) 矢印キーを使ってカーソルを『Save & Exit』の位置に移動させ、『Discard 
       Changes and Exit』を選択して、BIOS SETUPを終了してください。

   注)BIOS SETUPの使用方法の詳細は、メンテナンスガイドの『便利な機能』『システ
       ムBIOSの詳細』をご参照ください。

   Windows(R) OSをお使いのお客様は、次の方法でBIOSバージョンを確認いただけます。

   (1) <Windows(R)>キーを押しながら<R>キーを押します。
   (2) "ファイル名を指定して実行"のダイアログボックスで、"msinfo32"を入力して
       "OK"をクリックします。
   (3) "システム情報"が起動した後、"システムの要約"を選択します。
   (4) BIOSバージョン/日付 の項目でBIOSバージョンを確認します。

   注)Windows Server(R) 2008 R2以前の場合、"システムの要約"は、"システムの概要"
       で表示されます。

   Linux(R) OSをお使いのお客様は、dmidecodeコマンドがインストールされている場
   合、次の方法でシステムBIOSバージョンをご確認いただけます。

   (1) xtermなどのターミナル(端末)を起動します。
   (2) 下記コマンドを実行します。
       # /usr/sbin/dmidecode | less

       注)#はプロンプトを示します。入力する必要はありません。

   (3) BIOS Information->Version の項目でBIOSバージョンを確認します。


  なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないで
ください。本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただい
たものとします。


【ソフトウェアのご使用条件】
  日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提供するソフ
トウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます。)を日本国内で使用する権利
を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものとします
。お客様が期待される効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラムの導入、
使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても本
    使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許諾
    プログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続しま
    す。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他の
    権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後直
    ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムとともに
    提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの弊社サーバ及びワークステーションに
    おいてのみ、使用することができます。
 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用す
    ることができます。

3.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することがで
    きます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りではあ
    りません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目
    的でのみ保管することができます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著作
    権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、
    改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことはでき
    ません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等
    の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあり
    ません。

4.許諾プログラムの移転等
 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の権
    利を譲渡することができます。
  (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プ
      ログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切保持
      しないこと。
  (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使用
    権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはできま
    せん。

5.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブル
  することはできません。

6.保証の期限
 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
    し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。
 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、
    弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため
    のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また
    は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。
    お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

7.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に
  つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対
  してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。

8.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許諾
    プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出してはなり
    ません。
 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決す
    るものとします。

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BIOSアップデート手順
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・オフラインアップデート手順

 (1)本モジュールをハードディスクの適当な場所にダウンロードしてファイルを適当な
    場所にすべて展開します。
 (2)展開したフォルダに、本ソフトウェアと、その説明ファイルが解凍されます。
 (3)説明ファイル(READMEファイル)の内容にしたがって、システムBIOSのアップデート
    を実行してください。

 解凍された説明ファイル(READMEファイル)はWindows(R)OS添付の「メモ帳」等でご覧に
 なれます。

・Windows(R)OSにおけるアップデート手順

 (1)Administrators 権限のないユーザでログインしている場合には、Administrators
    権限のあるユーザでログインしなおしてください。
 (2)本モジュールをハードディスクの適当な場所にダウンロードしてファイルを適当な
    場所にすべて展開します。
 (3)展開したフォルダに、本ソフトウェアと、その説明ファイルが解凍されます。
 (4)展開したファイルのうち BiosUpdate.exe をエクスプローラでダブルクリックし
    てアップデートを実行してください。

 実行手順の詳細については、説明ファイル(READMEファイル)をご確認ください。

・Linux(R)OSにおけるアップデート手順

 (1)suコマンド等でrootユーザーに切り替えてください。
 (2)本モジュールをハードディスクの適当な場所にダウンロードしてファイルを適当な
    場所にすべて展開します。
 (3)展開したフォルダに、本ソフトウェアと、その説明ファイルが解凍されます。
 (4)展開したファイルのうち BiosUpdate.binに実行権限を設定してください。
 (5)BiosUpdate.binを起動してアップデートを実行してください。

 実行手順の詳細については、説明ファイル(READMEファイル)をご確認ください。


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【改版履歴】
2018/03/13   5.0.7021
・インテル(R) Xeon(R) プロセッサー E5-2600v4製品ファミリーのマイクロコードを
  更新しました。インテル社から通知されているセキュリティ脆弱性(INTEL-SA-00088)
  に対応しました。

・ハードウェアの初期化コードを更新しました。

・「Enhanced BIOS Lock」メニューを追加しました。
    Security > Enhanced BIOS Lock: [Disabled]/Enabled
  「Enabled」を選択した場合、POST中のオプションROM展開前にシステム用
  フラッシュメモリを保護します。

・オフラインツールのOff-line Maintenance UtilityをVer.1.108.010に更新しま
  した。

・システムBIOSアップデートプログラムを更新しました。下記のOSをサポートしま
  した。
   - Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 7.4

2016/10/17   5.0.5016
・Windows Server(R) 2016をサポートしました。

・ハードウェアの初期化コードを更新しました。

・インテル(R) Xeon(R) プロセッサー E5-2600v4製品ファミリーのマイクロコードを
  更新しました。VMware(R) Knowledge Base (2146388)の要求事項を満たしています。

・オフラインツールのServer Configuration UtilityをVer.2.002.001に更新しま
  した。

・オフラインツールのOff-line Maintenance UtilityをVer.1.108.007に更新しま
  した。


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【商標および著作権】

本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。

Microsoft、Windows、Windows Server、Windows Vista、BitLockerは、米国Microsoft 
Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。

Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における商標または登録商標です。

Red Hat、Red Hat Enterprise Linux は、米国 Red Hat, Inc.の米国およびその他の
国における商標または登録商標です。 

MIRACLE LINUXの名称およびロゴは、ミラクル・リナックス株式会社が使用権許諾を受け
ている登録商標です。

Asianuxは、ミラクル・リナックス株式会社の日本における登録商標です。

Novellは米国および日本におけるNovell, Inc.の登録商標です。

SUSEは日本におけるNovell, Inc.の商標です。

VMwareは米国およびその他の地域におけるVMware, Incの登録商標または商標です。

その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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   Copyright NEC Corporation 2018