マニュアルセットアップを始める前にここで説明する注意事項をよく読んでください。
[ライセンス認証の手続きについて]
Windows XP をご使用いただくためにライセンス認証の手続きが必要になる場合があります。 「ライセンス認証の手続き」を参照し確認してください。
Windows XPのライセンス認証の手続きを行う際に使用するプロダクトキーは、Windows XPに含まれるCOAラベルに記載されたものと一致させる必要があります。
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インストールしてから30日以内にアクティベーションを行ってください。
30日間を過ぎると、システムがロックされる場合があります。 |
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COAラベルは本体に貼り付けられている場合もあります。 |
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[EXPRESSBUILDERがサポートしているオプションボード]
添付の「EXPRESSBUILDER」DVDでサポートしているオプションボードは、以下になります。
[Express5800/53Xe]
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EXPRESSBUILDERにてOSのインストールをサポートしているボード
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LSI Embedded MegaRAIDTM(マザーボード上のコントローラを利用) |
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その他のオプション |
[Express5800/54Xf]
<SATAモデル>
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EXPRESSBUILDERにてOSのインストールをサポートしているボード
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N8103-103 ディスクアレイコントローラ(SATA II)
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LSI Embedded MegaRAIDTM(マザーボード上のコントローラを利用) |
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その他のオプション |
<SASモデル>
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EXPRESSBUILDERにてOSのインストールをサポートしているボード
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本体内蔵のSASコントローラ |
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N8103-116 RAIDコントローラ (128 MB, RAID 0/1) |
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N8103-117 RAIDコントローラ (128 MB, RAID 0/1/5/6) |
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その他のオプション |
[Express5800/54Cc]
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EXPRESSBUILDERにてOSのインストールをサポートしているボード
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N8103-103 ディスクアレイコントローラ(SATA II)
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LSI Embedded MegaRAIDTM(マザーボード上のコントローラを利用) |
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その他のオプション |
[EXPRESSBUILDERがサポートしているサービスパック]
本体に添付の「EXPRESSBUILDER」DVDでは、以下のOSインストールメディア 及び サービスパックの組み合わせをサポートしています。
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WindowsXP Professional
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OSインストールメディア(Service Pack 2 内包版)
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[サービスパックの適用について]
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Windows XP をご利用の場合、インストールに使用する OS インストールメディアについては、必ず『Service Pack
2 が内包されたメディア』をご使用ください。 |
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Service Pack 2 が内包されたOSインストールメディアを使用しインストールされた場合は、再度Service Pack
2を適用する必要はありません。
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装置に「NEC Express5800 シリーズ Windows XP Professional RUR CD-ROM」が添付されている場合がありますが、CD-ROMは使用せず、破棄するか、装置に添付されている他の媒体と異なった場所に保管してください。万一、使用しても次のようなメッセージが表示されセットアップは続行できません。
<セットアップメッセージ>
このWindows XP RURは、この装置には対応していません。
ご使用の装置を確認してください。 |
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装置に添付されているサービスパック以降のサービスパックを使用する場合は、下記サイトより詳細情報を確かめた上で使用してください。
[NEC 8番街]http://nec8.com/
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[システムのアップデートについて]
システムのアップデートはExpress5800 シリーズに必要なドライバを適用しますので、必ず本体に添付の「EXPRESSBUILDER」DVDを使って、システムをアップデートしてください。
[MO装置について]
インストール時にMO装置を接続したままファイルシステムをNTFSに設定すると、ファイルシステムが正しく変換されない場合があります。
ファイルシステムが正しく変換されなかった場合は、MO装置を外してインストールを最初からやり直してください。
[DAT等のメディアについて]
セットアップでは、DAT等のインストールに不要なメディアはセットしないでください。
[システムパーティションのサイズについて]
Windowsシステムをインストールするために必要なパーティションのサイズは、次の計算式から求めることができます。
インストールに必要なサイズ + ページングファイルサイズ + ダンプファイルサイズ + ハイバネーション用サイズ
+ アプリケーションサイズ |
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インストールに必要なサイズ |
= |
2700MB |
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ページングファイルサイズ(推奨) |
= |
搭載メモリサイズ × 1.5 |
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ダンプファイルサイズ |
= |
搭載メモリサイズ + 12MB |
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ハイバネーション用サイズ |
= |
搭載メモリサイズ |
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アプリケーションサイズ |
= |
任意 |
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上記ページングファイルサイズはデバッグ情報(ダンプファイル)採取のための推奨サイズです。
ブートボリュームには、ダンプファイルを格納するのに十分な大きさの初期サイズを持つページングファイルが必要です。また、ページングファイルが不足すると仮想メモリ不足により正確なデバッグ情報を採取できない場合があるため、システム全体で十分なページングファイルサイズを設定してください。
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1つのパーティションに設定できるページングファイルサイズは最大で4095MBです。搭載メモリサイズ×1.5倍のサイズが4095MBを超える場合は、4095MBで設定してください。
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搭載メモリサイズが2GB以上の場合のダンプファイルサイズの最大は「2048MB+12MB」です。
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その他アプリケーションなどをインストールする場合は、別途そのアプリケーションが必要とするディスク容量を追加してください。 |
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例えば、搭載メモリサイズが512MBの場合、パーティションサイズは、前述の計算方法から
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2700MB + (512MB × 1.5) + 512MB + 12MB + 512MB + アプリケーションサイズ
= 4504MB + アプリケーションサイズ |
となります。
システムをインストールするパーティションサイズが「インストールに必要なサイズ + ページングファイルサイズ」より小さい場合はパーティションサイズを大きくするか、ディスクを増設してください。ダンプファイルサイズを確保できない場合は、次のように複数のディスクに割り当てることで解決できます。
(1) |
「インストールに必要なサイズ+ ページングファイルサイズ」を設定する。
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(2) |
ユーザーズガイドの「障害処理のためのセットアップ」を参照して、デバッグ情報(ダンプファイルサイズ分)を別のディスクに書き込むように設定する。
ダンプファイルサイズを書き込めるスペースがディスクにない場合は「インストールに必要なサイズ+ ページングファイルサイズ」でインストール後、新しいディスクを増設してください。 |
[ミラー化されているボリュームへのインストールについて]
[ディスクの管理]を使用してミラー化されているボリュームにインストールする場合は、インストールの実行前にミラー化を無効にして、ベーシックディスクに戻し、インストール完了後に再度ミラーボリュームを作成してください。ミラーボリュームの作成あるいはミラーボリュームの解除、および削除は[コンピュータの管理]内の[ディスクの管理]から行えます。
[Windows XP へのインストールについて]
Windows XP で作成したパーティションへWindows XP 以外をインストールする場合、以下のメッセージが表示されます。
Windows XP で作成したパーティションは流用できませんので新規に作成しなおしてください。

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