(a)ディスクが故障(DEAD)した場合の復旧 [ディスク故障(DEAD)時の復旧] |
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ディスクが故障してシステムから認識されなくなった場合(DEAD)、ディスクアレイは、残ったディスクだけでデータを復元しながら読み書きを続けます。(縮退運用)
故障したディスクを交換した際(および スタンバイディスクにより自動復旧する際)は、残りのディスク上のデータをもとに故障したディスクのデータを復元し、交換後の新しいディスク(および スタンバイディスク)に書き込みます。(リビルド) |
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リビルド処理では、システムが実際に使用している部分だけでなく、(未使用領域も含めて)ディスク上の全領域に対して読み出し/書き込みが行われます。
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(b)ディスク上のデータの一部が読み取れなかった場合の復旧 [通常運用中の復旧] |
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経年劣化や外傷・振動による破損などにより、ディスク上の一部に不良ブロックが発生し、データが読み取れなくなる場合があります。
ディスクアレイでは、そのようなデータにアクセスした際に、残りのディスクに書かれたデータをもとに不良ブロックに書かれていたデータを復元し、そのデータを代替セクタに書き込みます。 |