Express5800シリーズ「予期せぬシャットダウン」発生の件
掲載日:2018.08.06
最終更新日:2018.08.06
日頃より弊社Express5800シリーズをご愛用いただき、厚く御礼申し上げます。
下記のサーバ装置において、稼働中に稀に本体が停止する障害事象が確認されております。対策版
システムBIOS(SystemROM)を準備中ですが、公開までの間、以下に示す回避策を適用いただけますよう
お願いいたします。
1.対象機種
Express5800/R120h-1M、R120h-2M、R120h-1E、R120h-2E
Express5800/T120h
2.障害事象
運用中、稀に予期せぬシャットダウン事象が発生することがあります。
障害発生後、インテグレーテッドマネージメントログ(IML)に以下のイベントが記録されます。
Unexpected Shutdown and Restart
- An undetermined error type resulted in a reboot of the server.
3.対策
システムBIOS(SystemROM) Ver1.42以降にて対策いたします。対策版の準備が完了し次第、
Webにてご案内いたします。2018年8月下旬公開予定です。
4.回避策
サーバ起動時に<F9>キーを押しシステムユーティリティを起動した後、
「System Configuration」→「BIOS/Platform Configuration(RBSU)」から
以下の設定を変更してください。
<設定変更内容>
オプション項目 |
変更後のパラメータ |
Minimum Processor Idle Power Core C-State |
No C-states |
Minimum Processor Idle Power Package C-State |
No Package State |
上記項目の設定が変更できない場合は、以下の項目を変更してください。
オプション項目 |
変更後のパラメータ |
Workload Profile |
Custom |
- 以上 –
<参考>
1.システムBIOS(SystemROM)のVersion確認方法
サーバ起動時に<F9>キーを押しシステムユーティリティを起動した後、
「System Information」→「Firmware Information」を選択し、「System ROM」の項をご確認ください。
2.インテグレーテッドマネジメントログ(IML) の確認方法
サーバ起動時に<F9>キーを押しシステムユーティリティを起動した後、
「Embedded Applications」→「Integrated Management Log (IML)」→「View IML」を選択し、ログ内容を
ご確認ください。