■Windows XP x64 Editionのインストール

次の手順に従ってインストールします。

1
システムの電源をONにする。

2
システムの光ディスクドライブにバックアップCD-ROMまたはWindows XP x64 Edition CD-ROMをセットする。

3
バックアップCD-ROMまたはWindows XP x64 Edition CD-ROMを光ディスクドライブにセットしたら、リセットする(<Ctrl>+<Alt>+<Del>キーを押す)か、電源をOFF/ONしてシステムを再起動する。

重要
ハードディスクドライブ上に起動可能なOSがインストール済みの場合は、画面上部に「Press any key to boot from CD...」が表示がされている間に<Enter>キーを押してください。起動可能なOSが存在しない場合は不要です。

CD-ROMからシステムが立ち上がり、システムが起動します。

Windows XP x64 Editionのセットアップ画面が表示されます。画面が表示されなかった場合は、<Enter>キーが正しく押されていません。システムの電源をONし直してから始めてください。


4
本体標準装備のRAIDコントローラ(LSI Logic Embedded MegaRAIDTM)を使用している場合は、画面上部に「Setup is inspecting your computer's hardware configuration..」が表示されている間に<F6>キーを押す。

ヒント
<F6>キーを押しても、このときには画面上には何の変化もあらわれません。

LSI Logic Embedded MegaRAIDTMを使用している場合、事前にRAIDドライブを作成する必要があります。ユーザーズガイドのRAIDコンフィグレーションの項を参照してください。

5
以下のメッセージが表示されたら<S>キーを押す。


以下のメッセージが表示されます。


6
Windows XP x64 Edition OEM-DISK for EXPRESSBUILDERをフロッピーディスクドライブにセットし、<Enter>キーを押す。

SCSIアダプタのリストが表示されます。

7
SCSIアダプタリストから[LSI MegaRAID Software RAID (Windows XP/2003 64-bit)] を選択し、<Enter>キーを押す。

8
Windowsセットアップの画面が表示されたら、<Enter>キーを押してWindowsセットアップを開始する。

重要
セットアップの途中で、Windwos XP x64 Editionをインストールするパーティションを設定する画面が表示されます。このとき表示される先頭にある55MBの領域は、Express5800シリーズ特有の構成情報や専用のユーティリティを保存するために使用されるパーティションです。この領域の削除は推奨しませんが、55MBの領域を確保させたくない場合は、「D=パーティションの削除」で削除してください。

100,000,000MB(100TB)以上の領域を持ったディスクにWindows XP x64 Editionをインストールする場合、デフォルト値のパーティションサイズ以外では、8桁(99,999,999MB)以下の値しか設定できません。

ヒント
ファイルのコピーの後、自動的に再起動します。フロッピーディスクおよびCD-ROMを取り出す必要はありません。ただし、フロッピーディスクを取り出さない場合は、CD-ROMも取り出さないでください。

以降は、画面の指示に従ってセットアップしてください。

ヒント
SCSIアダプタリストよりドライバを選択した場合、ロゴテストに合格していない旨のポップアップが出る場合がありますが、システム上問題ありません。[OK]をクリックし処理を継続してください。

9
システムのアップデートを参照してシステムのアップデートを行う。

10
ドライバのインストールと詳細設定を参照してドライバのインストールと詳細設定をする。



■システムのアップデート

「システムのアップデート」および「Windows XP ホットフィックス(KB921411)」の適用を行います。「Windows XP ホットフィックス(KB921411)」を適用後、必ず再起動してください。
また、システムのアップデート適用後、[プログラムの追加と削除]から「Windows XP ホットフィックス(KB921411)」を削除し、再起動してください。


[Windows XP ホットフィックス(KB921411)の適用手順]

システムのアップデート前に「Windows XP ホットフィックス(KB921411)」を 適用します。

1
管理者権限のあるアカウント(administrator等)で、システムにログオンする。

2
「EXPRESSBUILDER」CD-ROMを光ディスクドライブにセットする。

3
スタートメニューから[ファイル名を指定して実行]を選択し、以下のコマンドを実行する。

<CD-ROMのドライブレター>:\WINNT\XPAMD64\QFE\JPN\KB921411.EXE

4
次のメッセージが表示されるので、[次へ]をクリックする。

以降は、メッセージにしたがって作業を進めてください。


5
次のメッセージが表示されたら、必ず[完了]をクリックしシステムを再起動する。


以上で「Windows XP ホットフィックス(KB921411)」の適用は完了です。


[システムのアップデートの手順]

システムのアップデートはExpress5800シリーズに必要なドライバを適用します。
「Windows XP ホットフィックス(KB921411)」適用後、システムのアップデートを行います。

重要
次の場合も必ずシステムのアップデートを行ってください。

システム構成を変更した場合(内蔵オプションの機器の取り付け/取り外しをした場合。システム構成を変更した後、再起動を促すダイアログボックスが表示される場合は[いいえ]をクリックし、システムをアップデートしてください。)

バックアップ媒体からシステムをリストアした場合(サービスパック関連のExpress5800用差分モジュールを適用したシステムの場合は、再度RURのFD(またはCD-ROM)を使用してExpress5800用差分モジュールを適用してください。このときサービスパックを再適用する必要はありません。)

本装置のBIOSセットアップユーティリティを使って「Hyper-Threading Technology」の設定を変更した場合(プロセッサに関する設定項目です。)

1
管理者権限のあるアカウント(administrator等)で、システムにログオンする。

2
「EXPRESSBUILDER」CD-ROMを光ディスクドライブにセットする。

マスターコントロールメニューが表示されます。

3
[ソフトウェアのセットアップ]を左クリックし、[システムのアップデート]をクリックする。

ヒント
マスターコントロールメニューで右クリックすると現れるメニューでも同様の操作ができます。

画面のメッセージに従って作業を進め適用してください。[OK]ダイアログボックスが表示されます。


重要
システムのアップデート時、下記のダイアログボックスが表示される場合がありますが、動作に問題はありません。数秒後に表示されなくなりますので、表示されている間は[キャンセル]を押さないでください。


4
[OK] をクリックしてシステムを再起動させる。


[Windows XP ホットフィックス(KB921411)の削除手順]

システムのアップデート後、次の手順にしたがって「Windows XP ホットフィックス(KB921411)」を削除します。

1
スタートメニューから[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]をクリックする。

2
[プログラムの追加と削除]画面が表示されるので、[更新プログラムの表示]にチェックを入れる。

3
「Windows XP ホットフィックス: サポート技術情報(KB)921411」 を選択し、[削除]をクリックする。

ヒント
次のメッセージが表示されますが [はい]をクリックし続行してください。


4
[ソフトウェア更新の削除ウィザード]画面が表示されたら、[完了]をクリックし再起動する。




■回復手順

「システムのアップデート前に「Windows XP ホットフィックス(KB921411)」を適用した場合、USBルートバブ に「!」マークが表示されている場合があります。

USBルートバブ に「!」マークが表示されている場合は、次の手順にしたがって「Windows XP ホットフィックス(KB921411)」および「システムのアップデート」の適用を行ってください。

1
エクスプローラを開き [ツール]から[フォルダオプション]を選択する。

2
[表示]タブの詳細設定から[ファイルおよびフォルダ]-[ファイルとフォルダの表示]の[すべてのファイルとフォルダを表示する]にチェックを入れる。

3
[表示]タブの詳細設定から[ファイルおよびフォルダ]から次のチェックを外し、[OK]をクリックする。

□ 登録されている拡張子は表示しない
□ 保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)

「システムファイルおよび隠しファイルを表示するように選択しました」というメッセージが表示されたら、[はい]をクリックしてください。

4
ファイルの確認をする。

「<システムドライブ>\WINDOWS\system32\drivers」フォルダを開き、フォルダ内に usbhub.sys および usbport.sys があることを確認してください。

ファイルがない場合は、次の手順にしたがってファイルをコピーしてください。

(1)
「<システムドライブ>\WINDOWS\system32\dllcache」フォルダを開く。

(2)
フォルダ内のusbhub.sys または usbport.sys を「<システムドライブ>\WINDOWS\system32\drivers」にコピーする。

5
システムを再起動する。

6
「Windows XP ホットフィックス(KB921411)の適用手順」を参照しWindows XP ホットフィックス(KB921411)の適用を行う。

7
「システムのアップデートの手順」を参照し、システムのアップデートを実施する。

8
システムのアップデート後、[Windows XP ホットフィックス(KB921411)の削除手順]を参照し[プログラムの追加と削除]から「Windows XP ホットフィックス:サポート技術情報(KB)921411」を削除する。

9
システムを再起動する。

以上で完了です。


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